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Asian Games


第16回 広州アジア大会

レポート:オリンピック特別委員会 広報

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※本レポートは現地からのJSAFへの報告をオリ特広報担当が編集・構成して発信しています。

日 程:2010年11月12日~月27日
セーリング競技会場:中国・汕尾(シャンウェイ)
広州アジア大会サイト:http://www.gz2010.cn/en


 本日12日、エントリー及び種目毎の計測が終了しました。
最終エントリーを確認すると、セーリング競技は参加国18カ国、全14クラス(種目)がおこなわれます。日本チームは8クラスにエントリーしています。

470級女子・3カ国
470男子・7ヵ国
420級男子・8ヵ国
レーザーラジアル・13ヵ国
マッチレース・9ヵ国
OP級女子・9ヵ国
OP級男子・11ヵ国
ウインドRS:X級男子・10ヵ国

 おおむね、ユース種目とシングルハンドのエントリー国数が多く、470級、RS:X級などのオリンピック種目の参加国数が少ない印象です。アジア全般ではロンドンオリンピックへのチャレンジよりも先ずはお金のかからない種目、そしてユース世代に力をつけさせ、次への「土台づくり」を“加速している、重要視している”ことなのかもしれません。

 私どもJSAFオリンピック特別委員会、ジュニア・ユース育成強化委員会は今回のアジア大会のコンセプトを「勝ちに行く大会」と位置づけ、目標を「すべてのクラスでメダル、金は5つ」として、準備万端にて現地入りしました。この目標については選手も自覚十分で、それぞれが「勝つ」と言う気持ちを持って連日の事前練習に気合いを入れています。
 実際に私たちスタッフがすることは選手たちが体調万全で気持ちよくレースに臨む環境を維持することです。そして、一番のポイントは、要は1レース毎の積み重ねが最終結果になるということを選手にしっかり認識してもらい、レースに集中させることです。
 「取らぬ狸の皮算用」をしてしまうと、「プレッシャーが増え」「ミスを恐れる」ことになるからです。もちろん、勝つ事が第一優先ですが、チームジャパンとして皆を応援しあえる環境を作り出すことが大きな成果につながると考えています。

 明後日14日から(マッチレースは15日から)レースが始まります。ここシャンウェイは連日、日本チームが得意とする風に恵まれています。
 声援をお送りいただく皆様のご期待に応えられるように頑張ります。

1日目


五輪3種目は順当に首位発進
他種目は初日の硬さで出遅れ

 いよいよ、本日よりレースが始まりました。(マッチレースは15日から)
各クラスとも2レースがおこなわれました。第1レースは東寄りの風10ノット、第2レースは同じく15ノット前後でした。現地入りしてからとほぼ同じパターンの風速、風向(70°前後から右の90°(E)前後に変化する)で1レース目を迎えましたが、今日初日はそれよりも20°程右の110°の風が入り、選手によってはその変化に気づかず、厳しい展開を強いられ苦戦した選手もいました。
 そうした中、オリンピッククラスの470級男女は、横綱相撲のレース展開で2レースを連続トップでフィニッシュし、実力どおりの初日となりました。RS:X級の富澤は調子が悪いと言いつつも、3‐1で総合トップに立ちました。この3クラスは順当です。

 一方、他クラスはアジア大会といったプレッシャーのかかる大会で心身共に硬くなり、思うように前を走る事が出来ませんでした。
 420級男子は第1レースで2位を走る場面もありましたが、後半不運なケースに巻き込まれたりして不本意な初日となりました。また、ラジアル級は2レース目トップを走っていた際に想定外のトラブル(ラチェットブロックのピン外れ)も発生し、順位を落とすなどもったいない走りもありました。(同級の1レース目は中国の女子選手がトップを引きました。中国は各クラスとも脅威です)

 この大会に向けて練習したことが出来れば、皆もっと良い結果が出せるはずです。緊張を無くし、思い切りのよい走りで明日からのレースを戦ってもらいたいと思います。OP級男女、420級男子、ラジアル級は失敗を恐れず、果敢にレースが出来れば順位を上げることが出来ます。

 マッチレースは昨日、今日とプラクティスが行われ、テクニック、スピード共に他国とは一段上のパフォーマンスを見せています。明日からが楽しみです。彼らは代表に決まってからの強化練習・遠征の成果を「ここぞと見せる」意気込みです。

 明日はもう少し強い風が予想されます。チームJAPANは今日の反省点を修正して明日に備えています。まだまだこれからです。

【1日目成績】
●470級男子:原田・吉田組 1-1 1位
●470級女子:近藤・田畑組 1-1 1位
●RS:X級:富澤 慎 3-1 1位
●レーザーラジアル級:永井 久規 5-5 6位
●420級男子:山口・磯崎組 5-5 6位
●OP級男子:岡田 奎樹 6-3 5位
●OP級女子:深沢 瑛里 5-5 5位

【選手のコメント】
●岡田 奎樹(OP級男子)
「2レース目はトップだったのですけど、上マークを回った後にランでバウ沈して水を出している間に抜かれてしまいました。悔しいです」

●深沢 瑛里(OP級女子)
「緊張もしなかったし、普通のレースと変わらないです」

●永井 久規(レーザーラジアル級)
「2レース目はトップで走っていたのに、トラブルが起き、あせってしまい、その後、上マークでタック沈してマークタッチ。最悪な展開でした」

●近藤 愛(470級女子)
「1レース目の1上マークは中国に先行されたのですが、私達のほうがダウンウィンドは速いとわかっていたので、抜いた後は落ち着いて走れました」
●田畑 和歌子
「敵は中国1艇です。中国は私達とせっている時はがんばって付いてくるのですが、ふと離れてしまうと、そこで集中力が切れたみたいにずるずる遅れていきます。2レース目はスタートでシンガポールとからんでくれたので、最初からリードして確実にレースができました」

●原田 龍之介(470級男子)
「中国が速いです。背が高いし、体重があるし」
●吉田 雄悟
「今日はぎりぎりで勝ちました。ダウンウィンドは僕らのほうが速いので、残り30mくらいで抜きました。中国が速いです。韓国は3-4でした」

●富沢 慎(RS:X級男子)
「1レース目はスタート時の風速に合わせてセッティングしたので、途中から上がった風速に対応できずにいて、中国とタイに抜かれてしまいました。2レース目はセッティングを直して、強風用にしたので、トップをとれました」

2日目


強風に強いチームが上位に進出
各クラスとも僅差の混戦
レーザーラジアル・永井 奮起の1-1で首位に!

 大会2日目。波の悪い中風域(12~16ノット・100°~110°)のコンディションの中、2レースが実施されました。結果として、強風に強いチームが上位を占めた1日でした。

 ボートスピードに圧倒的な自信を持つ470級女子:近藤・田畑組は順当に2レース共にトップフィニッシュしました。一方、強風でのボートスピードに不安を残す470級男子:原田・吉田組、RS:X級の富澤はこの大会に賭ける中国に逆転を許してしまいました。
 アジア大会の様にフリートが小さい場合、力関係(ボートスピードの差)で勝負がついてしまうのが事実です。
 ラジアル級の永井は初日の硬さがほぐれ、スピードに乗り1-1を取り一躍トップに躍り出ました。永井はアジア大会に向けレーザー級からラジアル級に適合した体重(79➡73kg)に調整し、国内でも飯島洋一オリ特コーチをパートナーにボートスピードテストを実施、必勝を期してこの大会に臨んで来たことが、今日のオーバーパワーコンディションでの勝利を生んだのかもしれません。(実際にはネガティブな性格ですから、精神面でプッシュしている側面もあります)
 ヨットレースは「テクニック+精神面の両面で強くなければ自分の技量が発揮しきれない」あかしです。
 ジュニア・ユース種目(OP級・420級)は苦戦が続いています。各選手とも懸命な走りを見せていますが、国を挙げて強化を加速しているアジア諸国に後れを取っています。明日からに期待です。
 マッチレースは体重計測があり、規定のMAXリミット(338kg)の-3kgで無事に通過しました。マッチは本日が最後の公式練習で、明日16日から予選ラウンド(8カ国の2回総当たり)が始まります。

【2日目終了時 通算総合成績】暫定
●470級男子:原田・吉田組 1-1-2-3 2位(7カ国)
●470級女子:近藤・田畑組 1-1-1-1 1位(3カ国)
●RS:X級:富澤 慎 3-1-3-5 2位(10カ国)
●レーザーラジアル級:永井 久規 5-5-1-1 1位(13カ国)
●420級男子:山口・磯崎組 5-5-6-6 5位(8カ国)
●OP級男子:岡田 奎樹 6-3-4-3 4位(11カ国)
●OP級女子:深沢 瑛里 5-5-5-6 5位(9カ国)

【選手のコメント】
●岡田 奎樹(OP級男子)
「フィニッシュまでに前の艇に追いつくのですが、抜けません。混戦も苦手で外へ逃げてしまうから、先に行きたいサイドへのばせません。僕は少数のレースが好きじゃないのですけど、明日は先にいくようにしたいです」

●深沢 瑛里(OP級女子)
「明日は頑張ります…」

●永井 久規(レーザーラジアル級)
「今日は自信を持って走ることができました。ダントツの時もありましたけど、下マークで大接近になった時もあって、ちょっと冷やっとしました」

●近藤 愛(470級女子)
「中国はスタート前に上や下からからんでくるのですけど、どちらからきても、私達は対応できて、問題なくいいスタートができました。怖い感じもしませんでした。いつも通りの走りです」
●田畑 和歌子
「今日は無難に走りました。中国が下からスタートした時には一生懸命ラフして私達を攻めてきましたが、不安はまったくありませんでした」

●原田 龍之介(470級男子)
「今日はだめでした。2本ともやられてしまいました」
●吉田 雄悟
「中国チームは今年のイエールで見たけど、ワールドには来ていませんでした。韓国が少しずつ調子をだしてきたかもしれません」

●富沢 慎(RS:X級男子)
「今日はスタートがうまく出られませんでした。スタートで前に出るとコースが決まっているのでなかなか抜けません。同室の永井さんが1-1でしたから、明日は僕もやります」

●山口 寛規(420級男子)
「強風用にピンをつめたのですけど、逆にアンダーになってしまったみたいです」
●磯崎 哲也
「こちらへ来てから4kg太りましたが、まだ体重が足りないのでしょうか」

●坂本 亘・スキッパー(マッチレース)
「体重計測が無事に終わり、ほっとしました。これで、みんないつもどおりの食事ができます。明日からのレースに備えて、しっかり食べます」

3日目


大会前半戦を順調に消化
マッチレース・坂本チーム登場 初日4勝1敗
待たれる ユース・ジュニアの本領発揮

大会3日目で順調に6レース(1日2レース)を消化しました。
 今日は岸からの40°前後、風速4~6ノットの風の中で1レース目がスタート、途中でいつもの90°に変る難しいレースとなりました。第2レース(第6レース)は同じ90°ながら、風速は10ノットまでの比較的弱い条件下でのレースでした。

 470級男女は今日も不動の横綱相撲でした。油断することはできませんが、他チームとの力量が明らかに違っています。
 ラジアル級も体重の重い永井が4位、2位とまとめ、首位をキープしています。
 RS:X級の富澤も不調の中、スタートの飛び出しで1レース目はトップフィニッシュしましたが、2レース目は苦戦の4位。中国にリードを許してしまう結果となっています。
 ジュニア・ユースでは420級の山口・磯崎組が奮起し2レース目でトップフィニッシュし、後半戦に向けネジを巻き直したところです。OP級男女はダウンウインドで追いつかれ3位以内でフィニッシュする事が出来ません。飯島コーチ曰く、もっと自分のコースでよい風の中を走れば前を走れるはずとのことです。

 万全で臨んでもまだまだやり残した事が多々あります。選手はそれぞれにベストを尽くしています。まだ折り返し地点の6レース(全12レース)です。結果の良い選手は油断することなく調子を維持し、まだ実力を出せずにいる選手は思い切りの良いレースをして少しでも上を目指してもらいたいと思います。

 初戦を迎えたマッチレースの坂本チームは順当に予選を勝ち上がる戦略で戦っています。軽量の中国女子チームに唯一の負けを喫しましたが、この軽い風では重量艇はしかたがありません。マッチの予選は8カ国総あたりで2ラウンドです。

 3日目を終え、風のコンディション次第で「メダルの数が変わる」気配があります。


【3日目終了時 通算総合成績】暫定
●470級男子:原田・吉田組 1-1-2-3-1-1 1位(7カ国)
●470級女子:近藤・田畑組 1-1-1-1-2-1 1位(3カ国)
●RS:X級:富澤 慎 3-1-3-5-1-4 2位(10カ国)
●レーザーラジアル級:永井 久規 5-5-1-1-4-2 1位(13カ国)
●420級男子:山口・磯崎組 5-5-6-6-8-1 5位(8カ国)
●OP級男子:岡田 奎樹 6-3-4-3-4-6 4位(11カ国)
●OP級女子:深沢 瑛里 5-5-5-6-OCS-4 5位(9カ国)
●マッチレース:坂本・岡本・吉藤・和田組 予選R1 4勝1敗(8カ国)

【選手のコメント】
●永井 久規(レーザーラジアル級)
「僕も崩しましたけど、他も崩れたので、生き残りました」

●近藤 愛(470級女子)
「第5レースは下マークを回った時にシンガポールが左、中国が右と分かれたので、点差を考えて3位のシンガポールを行かせ、中国は押えるという判断をしました。漁夫の利でシンガポールがトップで入りました」
●田畑 和歌子
「軽風だと3艇が離れずに風次第で混戦になります。2レース目は私達がペナルティーターンをしている間に逆転されましたが、そのあとまた逆転するといった展開でした」

●原田 龍之介(470級男子)
「軽風はいけます!」
●吉田 雄悟
「昨日の借りを返しました。中国、韓国が軽風で順位を落としたので少し点数で余裕ができたかもしれません」

●富沢 慎(RS:X級男子)
「コースが左1本なので、スタートが全てです。スタートがよかった1レース目はトップを取れていますが、失敗した2レース目は、タックして逃げたら、逃げた分だけ遅れてしまうので、我慢して左へついていくしかありません。そうすると前から順に返すから、抜くチャンスが無くなってしまいます。明日はスタート勝負です」

●坂本 亘・スキッパー(マッチレース)
「一応、順当に勝っていますが、中国女子にだけ、弱い風の時に当たったため、負けてしまいました。近藤組に負けてしまう470男子の心境です(苦笑)」

4日目


470級男女、レーザーラジアルともに 首位キープ
ユース・ジュニア 頑張るも総合順位変わらず
マッチレース 坂本チーム 7勝2敗で2位につける

 大会4日目、第7・8レース(1日2レース)が行われました。
今日もいつも通りの風の入りでしたが、90°になる時間が早く、よい風で2レースがと期待しましたが、12:00のスタートでは3ノットの中でのスタート。エリアによってはAP旗で延期する海面もありました。
 どの海面も本日の1レース目は弱い3ノットから途中で10ノットに上がる状況で、選手にとっては「運」も必要なレースでした。そんな中、現在総合トップの470級男女、ラジアル級はポイント差を詰められましたが首位を守っています。また、420級の山口・磯崎組も今大会2回目のトップフィニッシュを飾りました。昨日のネジ巻きが効いたのかもしれません。OP男子の岡田も2-4とまとめ、ようやくエンジンが暖まった感じです。
 2レース目はいつもと同じように風が上がり12~15ノットで、昨日よりは風の強弱が有りましたが、各選手の実力が発揮できるコンディションでした。

 アジア大会は少ない艇数ですから誰もが相手に邪魔されにくく、当然のようにボートスピートに勝る選手はトップを取るチャンスが多くなります。また、ここの海面は風の癖、潮流の左右差で行くサイドが大体決まっています。そうなればタクティクスよりもストラテージが優先です。

 470級女子近藤・田畑組は力の差が有るにもかかわらず、2位と3位の点差を詰めさせ銀メダル争いを厳しくさせ、自分たちへの戦闘意識を失わせる戦略を取っています。「絶対に負けない!!」二人の走りを見ているとそんな思いが伝わってきます。
 マッチレースは予選ラウンドを行い、ラウンド1が終了し、ラウンド2にはいりました。坂本チームは7勝2敗で、韓国に続いて2位です。
 OP女子は、昨日の第5レースでOCSの手順でミスがあったと運営から救済が出され、レースをキャンセルするか、しないかで全艇を集めてヒアリングがおこなわれました。結論は明日朝に出ますが、今日のうちに中止になってもいいように1レース先取りして、3レースを実施しました。キャンセルされれば8レース、そのまま続行であれば9レースを終えたことになります。

 明日は、前半戦が順調に消化されたことから、予備日となり、久々の休みとなります。選手たちには艇のハル(船底)を磨いて後半戦に備え、あとはリアルチャイナを楽しんでと伝えました。
 19日からの残り4レース、チームJAPANの頑張りにご期待ください。


【3日目終了時 通算総合成績】暫定
●470級男子:原田・吉田組 1-1-2-3-1-1-1-3 1位(7カ国)
●470級女子:近藤・田畑組 1-1-1-1-2-1-1-1 1位(3カ国)
●RS:X級:富澤 慎 3-1-3-5-1-4-5-5 3位(10カ国)
●レーザーラジアル級:永井 久規 5-5-1-1-4-2-7-2 1位(13カ国)
●420級男子:山口・磯崎組 5-5-6-6-8-1-1-6 5位(8カ国)
●OP級男子:岡田 奎樹 6-3-4-3-4-6-2-5 4位(11カ国)
●OP級女子:深沢 瑛里 5-5-5-6-OCS-4-8-7-6 5位(9カ国)
●マッチレース:坂本・岡本・吉藤・和田組 予選R1&2 7勝2敗(8カ国)

【選手のコメント】
●永井 久規(レーザーラジアル級)
「今日もだめだったのですけど、まだ総合1位です。明日は休養を取って、あさってからまっさらな気持ちでスタートします」

●近藤 愛(470級女子)
「今日も中国をケアして、シンガポールを行かせる作戦だったのですが、シンガポールは吹きが苦手のようです。中国だけがおさえる相手になってきました」

●原田 龍之介(470級男子)
「リコールして戻ってもトップでした。軽風はいけますが、強風でも勝てるようになりたいです」

●岡本 康裕・クルー(マッチレース)
「今日の1敗は韓国戦でのペナルティーでした。最後のマッチではきのう負けた中国にリベンジを果たしました」

レイデー


思い思いに過ごしたレイデー
470級男子は午後から強風の練習に
大会はあと2日

 今日18日、セーリング競技はレイデーでした。
選手たちは午前中にシャンウェイの街へ買物に行ったり、選手村周辺の市場へ行き、お土産品を見て歩きました。その後はハーバーで艇の整備をしたり、部屋で休養したりと貴重な休息日をそれぞれに過ごしました。その中、470級男子:原田・吉田組は午後から強風対策の練習に出ましたが、風は12ノットが最大で、思ったほど強い風にはなりませんでした。彼らの気合いは、良しです。また、昨日お伝えしたOP級女子の第5レースは「取り消し」となりました。現在まで8レースが終了したことになります。これにより深沢の順位に変動がありました。

 大会はあと2日。今日のリフレッシュがチームJAPANによい結果を生むことを祈りたいと思います。


【4日目終了時 通算総合成績】
●470級男子:原田・吉田組 1-1-2-3-1-1-1-3 1位(7カ国)
●470級女子:近藤・田畑組 1-1-1-1-2-1-1-1 1位(3カ国)
●RS:X級:富澤 慎 3-1-3-5-1-4-5-5 3位(10カ国)
●レーザーラジアル級:永井 久規 5-5-1-1-4-2-7-2 1位(13カ国)
●420級男子:山口・磯崎組 5-5-6-6-8-1-1-6 5位(8カ国)
●OP級男子:岡田 奎樹 6-3-4-3-4-6-2-5 4位(11カ国)
●OP級女子:深沢 瑛里 5-5-5-6-4-8-7-6 6位(9カ国)
●マッチレース:坂本・岡本・吉藤・和田組 予選R1&2 7勝2敗(8カ国)


Photo
Asian Games

photo by 中嶋 一成(DAILY SALING)

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5日目


470級女子 近藤・田畑組 金メダル確定
470級男子 原田・吉田組 金メダルに王手
レーザーラジアル級 永井 1点差の2位に後退
RS:X級 富澤 銀メダル争い
マッチレース 坂本チーム 軽風に苦戦 8勝5敗で準決勝へ

 レイデーを終えた本日19日(大会5日目)は終日風弱く、選手の精神的な疲れを招くなんとも辛い1日でした。
 風速は5ノット程度、風向は今までにない90°から200°まで振れ回り、風軸を何度でレースの組み立てするか? 予想外のシフトで、コース選択が非常に難しい1日となりました。そんな中、3レースを残し圧倒的な点差で優勝を確定した470級女子(近藤・田畑組)は終始冷静。どんな風でもミスをしないパーフェクトなレースを見せてくれました。世界レベルコンビの貫録です。
 470級男子(原田・吉田組)も残り3レースの内、2レース出て9点に抑えれば金メダルです。ついに王手です。
 昨日まで首位をキープしていたレーザーラジアル(永井)は1レース目、途中まで上位を走っていましたが、大きな風のシフトに気づかず、順位を大きく落としてしまいました。中村監督は「海外遠征中によくレポートにも記すが〈ヨットの原理・原則〉が守られなかったということだ。これ以上ないだろうという〈決めつけ〉による情報不足でしかない」と指摘しました。+プレッシャーでの判断不足もあるかもしれません。しかし2位に後退したといっても1位とは1点差です。明日次第でメダルの色が決まります。
 420級(山口・磯崎組)も9レース目に3位をとるなど、まだまだメダルへの執念を持っています。2位まで6点差まで追い上げています。明日頑張ればメダルも夢ではありません。
 マッチレース(坂本チーム)は単純ミスも有り、軽風の中、苦戦しましたが4位で準決勝進出です。準決勝の相手は韓国です。メダルへの正念場です。
 RS:X級(富澤)は今日の1レースを2位でフィニッシュしました。残念ながら金メダルには届きませんが銀メダルに向けた最後の踏ん張りを見せて欲しいところです。

 アジア大会はオリンピックに次ぐ規模の大きなスポーツの祭典です。当然プレッシャーもあると思います。それをはね退けるアスリートが表彰台に立てる権利を持つことができます。「自分に勝つ事」が勝利への道です。

選手皆、最後まで勝つ意欲を持ってレースに臨みます。
応援よろしくお願いいたします。

【5日目終了時 通算総合成績】暫定 クラスによってレース消化数が異なる
大会公式ホームページ成績表
●470級男子:原田・吉田組 1-1-2-3-1-1-1-3-1 1位(7カ国)
●470級女子:近藤・田畑組 1-1-1-1-2-1-1-1-1 1位(3カ国)
●RS:X級:富澤 慎 3-1-3-5-1-4-5-5-2 2位(10カ国)
●レーザーラジアル級:永井 久規 5-5-1-1-4-2-7-2-6-2 2位(13カ国)
●420級男子:山口・磯崎組 5-5-6-6-8-1-1-6-3 5位(8カ国)
●OP級男子:岡田 奎樹 6-3-4-3-4-6-2-5-7-未決 5位(11カ国)
●OP級女子:深沢 瑛里 5-5-5-6-4-8-7-6-4-未決 5位(9カ国)
●マッチレース:坂本・岡本・吉藤・和田組 8勝5敗(8カ国)

【選手のコメント】
●岡田 奎樹(OP級男子)
「中国はロッキングがすごいです。シンガポールがプロテストを出していますけど、ジュリーが取ってくれません」

●深沢 瑛里(OP級女子)
「中国の女子もロッキングです。でも、プロテストは聞いてもらえなかったようです」

●永井 久規(レーザーラジアル級)
「首の皮一枚でつながっています。監督から明日へのハッパをかけられています」

●近藤 愛(470級女子)
「今日もしっかり押さえて走りました。潮が強いので、マークアプローチとか潮の強い海面での注意点をしっかり練習しています」
●田畑 和歌子
「中国はシンガポールを押える作戦に変わりました。今日はスタートでシンガポールが出遅れ、中国はシンガポールをカバーしてタック、その2艇を私達がしっかり押さえる場所でタックの展開になりました」

●原田 龍之介(470級男子)
「軽風で自分達はトップでフィニッシュ。中国は崩れてくれましたから、かなり楽になりました」
●吉田 雄悟
「明日2本がんばれば、最終レース前に優勝が決まります」

●富沢 慎(RS:X級男子)
「もう金には届きませんが、今、2位から4位が接戦なので頑張って銀に残ります」

●山口 寛規(420級男子)
「ハーバーに戻ったらプロテストだ! と思っていたら、ドーピング検査対象者になっていてびっくりでした。でも、全部クリアして、タイへのプロテストも相手が失格になりました」
●磯崎 哲也
「プロテストの審問なのに山口がドーピング検査で、ちょっとびっくりしました。でも、いろいろと間に合って、よかったです」

●坂本 亘・スキッパー(マッチレース)
「シンガポールがブラック旗ルールで失格になったので、順位が決まり、予選ラウンドが終了しました。明日は準決勝で韓国と当たるので、自分達のレースをするだけです」


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photo by 中嶋 一成(DAILY SALING)

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最終日


第16回アジア競技大会 セーリング競技・日本代表チーム
470級男子・女子、マッチレースの3種目で金メダル獲得
レーザーラジアル級も銀メダル獲得

 11月12日から開催されている第16回アジア競技大会(http://www.gz2010.cn/en
)・セーリング競技(競技会場:汕尾・シャンウェイ)は本日20日最終日を迎え、無事すべての競技を終了しました。6日間にわたる競技の結果、日本は
●470級(2人乗り)男子
 原田龍之介(25歳)・吉田雄悟(27歳)組(アビーム コンサルテイング)金メダル
●470級女子
 近藤 愛(30歳)・田畑和歌子(27歳)組(アビーム コンサルテイング)金メダル
●マッチレース(4人乗り)
 坂本 亘 (31歳)・岡本康裕(31歳)・吉藤博章(30歳)・和田大地(36歳)チーム(日吉染業)金メダル
●レーザーラジアル級(1人乗り)
 永井久規(30歳・豊田合成)銀メダル

をそれぞれ獲得しました。
金メダル3個の獲得は過去5回大会(1990年~)のメダル獲得実績で最高の数となります。
(前回2006年カタール・ドーハ・アジア大会では金1、銀4、銅1の各メダルを獲得)

 その他、ウインドサーフィンRS:X級の富澤 慎(26歳・関東自動車工業)は4位。
ユース・ジュニア世代の420級(2人乗り)山口寛規(18歳・福岡第一高校3年)・磯崎哲也(18歳・同)組は5位、同じくOP級(1人乗り)男子の岡田奎樹(14歳・福岡市立内浜中学校3年・福岡ジュニアヨットクラブ)は5位、同級女子の深沢瑛里(15歳・湘南白百合学園中学校3年・湘南ジュニアヨットクラブ)は5位でした。

 アジア大会における470級男子優勝は1990年(中国)、1994年(広島)に続く4大会ぶり3回目のものです。原田・吉田組は現在世界ランキング15位。2010年世界選手権18位。ナショナルチームのトップランクのチームとして男子470級界をけん引しています。
 470級女子優勝は前回大会(カタール)に続く2回目です。艇長の近藤愛は2大会連続の金メダルです(クルーの田畑は初)。近藤・田畑組は世界ランク9位。2010年世界選手権6位、ワールドカップ第7戦優勝。世界屈指のスピードとテクニックを誇るチームです。今大会でも他国を一蹴、大会5日目にして優勝を確定しました。ロンドン五輪のメダル最有力候補です。
 日本初参加のマッチレース・坂本チームは準決勝4位から巻き返しを図り、本来の実力を発揮して逆転の金メダルです。重量級の坂本チームは代表決定後、果敢に海外遠征を試み武者修行を続けたことが実を結びました。レベルの高い日本マッチレース界のトップチームとしての面目躍如です。
 銀メダルのレーザーラジアル級永井は本来は1クラス上のレーザー級のナショナルチーム選手ですが、今回は体重調整を図り、ナショナルチームの専任コーチらの猛特訓を受けて万全を期して大会に臨みました。5日目までは首位をキープしていましたが終盤に逆転され悔しい2位メダルとなりました。

 今大会、日本セーリング連盟・オリンピック特別委員会(委員長:山田敏雄)は大会前の目標をあえて高く設定していましたが、金3、銀1の結果で、わずかに及びませんでした。とくにユース・ジュニアクラスの3種目についてはアジア諸国が加速する次世代選手の育成・強化レベルに後れを取る結果となりました。この点については連盟ならびに当委員会として真摯に受け止め、さらなる基盤強化に取り組む決意を固めています。

【最終総合成績】
大会公式ホームページ成績表
●470級男子:原田・吉田組 1-1-2-3-1-1-1-3-1-2-2-2 金メダル(7カ国)
●470級女子:近藤・田畑組 1-1-1-1-2-1-1-1-1-1-1-2 金メダル(3カ国)
●RS:X級:富澤 慎 3-1-3-5-1-4-5-5-2-5-5-6 4位(10カ国)
●レーザーラジアル級:永井 久規 5-5-1-1-4-2-7-2-6-2-3-5 銀メダル(13カ国)
●420級男子:山口・磯崎組 5-5-6-6-8-1-1-6-3-4-4-4 5位(8カ国)
●OP級男子:岡田 奎樹 6-3-4-3-4-6-2-5-7-4-2-2 5位(11カ国)
●OP級女子:深沢 瑛里 5-5-5-6-4-8-7-6-4-5-4-5 5位(9カ国)
●マッチレース:坂本・岡本・吉藤・和田組 優勝 金メダル(8カ国)

【戦いを終えた選手のコメント】
●岡田 奎樹(OP級男子)
「次は、タッキングマッチで負けないようになります!」

●深沢 瑛里(OP級女子)
「最後まで自分の走りができず、コースも見えなくて悔しい思いをしました。4年後のアジア大会でリベンジしたいです」

●永井 久規(レーザーラジアル級)
「金メダルが取れず、残念です。練習を見てもらった諸先輩に恐縮と感謝です」

●田畑 和歌子(470級女子)
「最後のレースで中国に負けてしまいました。悔しいです。かなり、心残りです」

●原田 龍之介(470級男子)
「なんとか、勝つことができました」

●富沢 慎(RS:X級男子)
「ご期待に応えられず、申し訳ありませんでした…」

●山口 寛規(420級男子)
「4年後は無理かもしれないけど、もう一回、470とかでアジア大会に挑戦したいです。高校最後の大会がアジア大会でよかったです」
●磯崎 哲也
「4年前のドーハはOP級で5位、今回も5位。悔しいです。4年後にもう一回、チャレンジしたいです」

吉藤博章・スキッパー(マッチレース)
「(優勝は)クルーワークのたまものです(笑)勝って、ほっとしました。超うれしかった!」

【日本代表監督 中村健次コメント】
大会を通し、軽風50%・順風以上50%の中、予定通りの12レースが行われ、選手の実力を十分に発揮することが出来た大会であったと思います。
 それぞれの思いを胸にレースに臨み、目標を達成した選手、力及ばなかった選手もいたかと思います。
全体をまとめる監督の立場として、勝たなければいけないのは十分わかっていますが、日本選手は難しい海象・気象の中、ベストを尽くし、力の限りレースに取り組み、フェアプレーの精神を持って戦ってくれたと思います。
 金メダル3個を獲得できたことは幸いでしたが、その一方、昨今JSAF理事会でも取り上げていただいている《ジュニア・ユース世代の育成・強化》については、危惧していたことが現実に露呈した部分もありました。プロジェクトの加速が急務と痛感した次第です。今後のアジア諸国、恐るべしです。
さらには、アジア大会への準備もまだまだ足りない部分があると謙虚に省みているところです。
 今回の大会で得たことが沢山あり、次へのステップに繋がる方策を皆で考えていけたらと心から思っています。

 大会期間中にお寄せいただいた皆様のご支援・ご声援に感謝申し上げます。


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photo by 中嶋 一成(DAILY SALING)

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表彰式


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