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Day6


Techno293 World Championships 2016
2016.10.29

テクノ293世界選手権 2016


Report & Photo by 萩原 正大


大会最終日

●レース順位(U17&U15は決勝シリーズ、U15女子は1フリート)
U17男子(133艇)計12レース
池田 21位↘ (33)-13-12-25-17-23-3-(60)-18-18-7-36
1位 Tom Garandeau 
  FRA38
2位 Leonidas Tsortanidis GRE80
3位 Fabien Pianazza FRA312

U15男子(135艇)計11レース
内藤 12位↗ 8-4-12-4-(15)-23-15-12-(41)-7-14-15
斎藤 24位↗ (32)-20-14-13-14-(58)-14-18-44-9-9-25
1位 Mathis Ghio  FRA1141
2位 Eyal Zror    ISR290
3位 Finn Hawkins GBR19

U15女子(64艇)計9レース
飯田 38位↘ 44-42-32-20-38-(53)-7-33-34
家本 39位↗ 39-27-36-41-(46)-36-34-35-44
1位 Mak Cheuk Wing   HKG51
2位 Mathilde Garandeau  FRA438
3位 Lincy Geva      ISR441

いよいよ最終日となりました。
20ノットを超える強風コンディションの中、U17男子は1レース、U15男子・女子はそれぞれ3レースが行われました。それぞれに課題がありますが、最終日は、全員思い切ったレースができました。

夜は、表彰式が行われ各クラスの上位3名の選手達の栄光を称えました。
海外選手と日本選手との差は、「混線の中でのスタートの精度」、「強風域での練習量」、「正確なルールの知識」が挙げられます。
本日は、レース中に何度もインシデントを起こしてまう選手がいました。原因は、国内の普段のレースでは大丈夫だったという甘い考え方と、不十分なルールの認識です。ウインドサーフィンのユース選手は、コースレースから始めていない選手が多いため、正確なルールの学習が重要な課題といえます。

明日、北ガルダを出発して日本へ帰国します。大会中、日本からのご声援ありがとうございました。今後ともオリンピック強化委員会の活動にご協力お願い致します。(萩原正大)

全体的にスタートで前に出ることができず、展開がかなり厳しい状況下でのレースをしている選手が多く見られました。このレースで見つけた課題を日本でしっかりと練習してほしいと思います。(金池崇/帯同スタッフ)

●選手のコメント
池田「予選の順位が悪かった。最初から最高のパフォーマンスを発揮できる工夫をする」
斎藤「後半は調子を上げられたが、課題がたくさん見つかったので、帰国して練習する」
内藤「ルールを覚えることと、全風域でトップレベルの艇速を身につけたい」
家本「強風に慣れることと、軽風になったときも艇速を高められるようにスキルを高める」
飯田「ミスの少ないレースをすることと、広範囲の風域で速く走れる技術を習得する」


●大会サイト:http://worlds2016.techno293.org/

(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)



Day5


Techno293 World Championships 2016
2016.10.28

テクノ293世界選手権 2016


Report & Photo by 萩原 正大


大会5日目

1610_T293_WC-23.jpg1610_T293_WC-23.jpg
フィニッシュする池田


●レース順位(U17&U15は決勝シリーズ、U15女子は1フリート)
U17男子(全133艇中)
池田 20位↗ (33)-13-12-25-17-23-3-(60)-18-18-7

U15男子(全135艇中)
内藤 14位→ 8-4-12-4-15-23-15-12-(41)
斎藤 32位↘ 32-20-14-13-14-(58)-14-18-44

U15女子(全64艇中)※本日ノーレース
飯田 38位↘ 44-42-32-20-38-(53)
家本 41位↘ 39-27-36-41-(46)-36

本日は、いつも入ってくる午後の南風の入りが悪く、U17男子2レース、U15男子2レースを実施して、U15女子はノーレースとなりました。

池田(U17)が総合順位を上げて20位、内藤(U15)は順位をキープ、斎藤(U15)は順位を落としました。レースエリアの特徴は、これまでのレースと同様でしたが、スタートの位置を今ひとつ攻めきれずに、有利なサイドに到達するのに時間がかかってしまいます。多くの選手がレースエリアの特徴を把握しているので、適切な位置からスタートしなければ、上位に入ることができません。
明日は最終日です。少しでも多くのレースができることを願います。

●選手コメント
池田「スタートとパンピングが思い通りにいかなかった。良いスタートでシングルを取る!」
斎藤「リスクの高いコースを選んでしまった。周囲(風・人)を見てコースを判断する!」
内藤「不利な海面を選択してしまった。悔いの残らないレースをして順位を上げる!」
家本「明日のレースは、ミスを少なくして20番台を取る!」
飯田「今日の軽風でレースをやりたかったので残念です!最終日、精一杯やるだけです!」

●大会サイト:http://worlds2016.techno293.org/


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▲上マークへ向かう斎藤

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▲混戦の上マーク。中央に内藤

(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)



Day4


Techno293 World Championships 2016
2016.10.27

テクノ293世界選手権 2016


Report & Photo by 萩原 正大


大会4日目

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▲3位獲得の池田!


●レース順位(U17&U15は決勝シリーズ、U15女子は1フリート)
U17男子(全133艇中)
池田 ?位 33-13-12-25-17-3-(?)-?
※レポート作成時にはリザルトが出ていなかったため?記載

U15男子(全135艇中)
内藤 14位↘ 8-4-12-4-15-(23)-15
斎藤 29位↗ 32-20-14-13-14-(58)-14

U15女子(全64艇中)
飯田 38位↘ 44-42-32-20-38-(53)
家本 41位↘ 39-27-36-41-(46)-36

長い一日でした。午前中に残っている北風でレースを消化する予定でしたがうまくいかず、午後の南風を使って多くのレースを消化することになりました。

U17男子は予定通り3レース、U15男子と女子は2レースを消化しました。
日本の男子は決勝フリートに進出し、フリートのレベルが一気に高くなりました。ガルダ湖は周囲に高い岩山がたくさんあるため、地形の影響を受けて風の入り方に特徴があります。
軽風(7ノット)の中、池田がゴールドフリートの中で3位を獲得しました。スタートからトップ集団の中で、落ち着いてレースを展開することができました。
斎藤と内藤は10番台前半でフィニッシュしていますが、スタートやケアレスミスがいくつかありました。完璧なスタートで、どれくらいの順位を獲得できるか、明日からのレースが楽しみです。

女子は、良い局面と悪い局面の差が大きくて、順位が安定しませんでした。たとえば、良いスタートが切れてもコース選択を誤る、その逆にスタートが良くない中でも良いエリアを選択できる、など歯車がかみ合うと面白いのですが……。
各自の課題は違いますが、海外選手と競う毎日のレースは刺激がたくさんあるように見受けられます。明日も元気よくレースに行ってきます‼

●選手コメント
池田「コース選択を誤りました。常に風のあるエリアに居続けられるよう周りを見る!」
斎藤「適当なアプローチが心がける。有利なエリアを見定めてトップフィニッシュする!」
内藤「角度を気にしてスピードが出せなかった。周囲を見て上手くブローを見つける」
家本「アップウインドの角度が悪かった。アンダーパンピングを大きくできるようにする!」
飯田「オーバーアプローチ、スタート出遅れ。周りの選手に流されず自分で意思決定する!」

●大会サイト:http://worlds2016.techno293.org/


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▲段々調子を上げてきた斎藤!

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▲明日はシングルだ、内藤!

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▲強風好きな家本!

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▲頑張れ飯田!

(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)



Day3


Techno293 World Championships 2016
2016.10.26

テクノ293世界選手権 2016


Report & Photo by 萩原 正大


大会3日目

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▲少しずつ順位を上げる斎藤


●レース順位(U17&U15は予選シリーズ、U15女子は1フリート)
U17男子
池田 42位 (33)-13-12-25-17

U15男子
内藤 13位 8-4-12-4-(15)
斎藤 30位 (32)-20-14-13-14

U15女子
飯田 35位 (44)-42-32-20
家本 40位 39-27-36-(41)

昨日よりも30分早いスケジュールになったため、まだ暗がりの中、アパートを出発してハーバーに向いました。

朝から北風が入っており、プレーニングコンディション(平均15ノット)の中レースが始まりました。
午後になると北風が弱まり、真逆の南風が入る中でレースが行われました。一時は、午前中と同様に15ノット近くの風まで上がりましたが、1時間程度で落ち始め、最後のクラスは約5ノットの中でのレースとなりました。

U17とU15の男子は3レース、U15女子は2レースを消化し、男子は全員ゴールドフリートに残りました。その中でも内藤(U15男子)は13位と、まだまだ上位を狙える位置につけています。斎藤(U15男子)も本日の3レースを14-13-14と、昨日までより1ステージ上の順位でまとめることができました。

明日から、男子はゴールドフリートでの戦いとなり、ハイレベルな集団の中で、混線になることが予測されます。気持ちを入れ直して、チーム一体となって頑張ります‼

●選手コメント
池田「すべてかみ合わなかった日。場面に見合ったセッティングを心がける」
斎藤「スタートが悪いながらその後カバーできた。明日はスタートに命をかける!」
内藤「ポートスタートの失敗を改善して、ゴールドフリートでシングルを取る!」
家本「よく周りを見て物事を決めるようにする。スタートのポジションに注意する!」
飯田「スタートが良くなかった。スピートをつけてスタートする!」

●大会サイト:http://worlds2016.techno293.org/


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▲レース後の水分&栄養補給と反省会

(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)


Day2


Techno293 World Championships 2016
2016.10.25

テクノ293世界選手権 2016


Report & Photo by 萩原 正大


大会2日目

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▲朝からおにぎり作りです


本日は、雨で、さらに朝から風がなくて、1日陸上待機で終了しました。
明日は、第1レースの予告信号時間がさらに早まり、9時からレースが始まる予定です。早朝からの準備となります。

●大会サイト:http://worlds2016.techno293.org/


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▲自分のおにぎりは自分で作っています


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▲AM7時半、日の出前の街灯の下でセッティング

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▲陸上待機中に雑談する選手たち


(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)


Day1


Techno293 World Championships 2016
2016.10.24

テクノ293世界選手権 2016


Report & Photo by 萩原 正大


大会1日目

この時期の雨のガルダは寒いです。本日は、朝から北風が吹き、U17男子は3レース、U15男子、同女子は2レース終了しました。

レースエリアは東西の高い山・岩の影響で、北か南のどちらかからしか風が入りません。運営船も、マークを打ち変えることはせず、設定の風向に戻るまでレースを延期して対応しています。

今日はU15の内藤がいい走りを見せました。
フィニッシュ順位の間違いなどがあり、得点の再確認を提出していますが、上位に食い込んでいるはずです。明日で、予選シリーズが終了するので、全員ゴールドフリートに残れるようにベストを尽くします。(萩原正大)
慣れない海外遠征でとまどう選手もいますが、みんなで協力しながらがんばっています。(金池崇)

●選手コメント:
池田拓海「マーク回航と風の読みが不十分でした。常にブローの中で走りシングルを取る!」
斎藤雄悟「スタートとコース取りがうまくいきませんでした。周りを見てシングルを取る!」
内藤紳之介「下りのプレーニングでは角度に注意したい。安定した順位を取るぞ!」
家本朱梨「スタートラインのバイアスに注意する。積極的なスタートを心がける!」
飯田 澪「風の変化への反応が悪かった。適切なタイミングでタックをする!」

●大会サイト:http://worlds2016.techno293.org/


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▲朝から少し緊張気味の家本

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▲明日の挽回にかける斎藤


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▲初の海外レースで少し緊張している飯田

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▲2レースをうまくまとめた内藤

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▲フィニッシュの池田

(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)

SWCQ2016


Techno293 World Championships 2016
2016.10.23

テクノ293世界選手権 2016


Report & Photo by 萩原 正大


●開催地:ガルダ湖・イタリア North Lake Garda(Torbole), Italia
●出場選手:
○池田 拓海
○斎藤 雄悟
○家本 朱梨
○飯田 澪
○内藤 紳之介(自主参加)

●帯同コーチ:
○萩原正大
○金池 崇

●大会サイト:http://worlds2016.techno293.org/


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▲開会式の行進


セーリングの大会ではおなじみのガルダ湖で、テクノ293世界選手権が開催されます。明日からのレースを前に、開会式とプラクティスレースが行われました。

本大会は、U17男子が133艇、U15男子が135艇、U15女子が64艇とビックフリートです。ユース選手以外にも、日本からは多くのテクノセーラーが参加しています。
各選手の、明日からのレース目標を記載いたします。応援、よろしくお願いいたします。

●選手コメント:
池田拓海「安定した走りで、総合5位以内を目指します!」
斎藤雄悟「軽風では上位5位以内を目標に、総合20位以内を目指します!」
内藤紳之介「順位に波がないように注意して、総合10位以内を目指します!」
家本朱梨「中風で良い走りができるように集中し、総合順位20位以内を目指します‼」
飯田 澪「強風で順位を落とさないように注意して、総合順位30位以内を目指します‼」


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▲各国気合の入った行進です

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▲今回のチームリーダー(池田拓海)


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▲新艇やったあ!(斎藤雄悟)

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▲チャーター艇の準備中(内藤紳之介)

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▲ミーティング風景



(編集・文責:JSAFオリンピック強化委員会・広報)